ガジェット 2024年4月14日

M1 MacBook AirからM3 MacBook Airに変えたのでベンチマークを取って性能比較してみる【Geekbench 5】

M3 MacBook Air (15 inch)を買った

2年ほど2020年発売のM1チップ搭載のM1 MacBook Airを使っていたが、今回新しくM3 MacBook Air 15インチモデルを購入した。

詳細なスペックは下記の通り。

主な差分はディスプレイサイズを除き、チップとメモリ。

ソフトウェアエンジニアを本業としていて、Lightroomでの写真編集やFinal cut proでの動画編集を趣味程度に嗜む私にとっては、正直M1でも大きな不便はなかったが、なぜM3に買い替えたか。

その理由は、

というだけ。

あとは、M1 MacBook Airのリセールバリューが落ちないうちに良いマシンに買い替えて長く使おう、と思ったこともある。

と、まあ前置きはここまでにしておいて、本題の性能比較をしたい。

これは完全なる個人の趣味。

私はいつも新しいマシンを買うと、Geekbench 5を使って性能を記録している。

今はGeekbench 6がリリースされているが、過去のデータがGeekbench 5で全て取っているので、指標を合わせるために今もGeekbench 5で記録している。

また、比較対象として私が過去に持っていたMacマシンも一緒にデータを載せているが、それぞれのスペックは下記の通り。

Intel CPUを積んだMacBookと比べると、かなり大きなパフォーマンス上昇が見てわかる。

M1 MacBook Airとの比較を見てみると、シングルスコアの上昇具合は大きくないが、マルチスコアは大幅に性能上昇していることが定量的にわかる。

GeekbenchでM2チップの性能を調べてみると、シングルスコア約1900で、マルチスコアがおおよそ9000弱程度が平均な様子。

したがって、M2 MacBookからのステップアップでももちろん意義はありそうではあるものの、M1からM2の差分とM2とM3の差分では後者の方が小さそう。

Geekbench 5 Metalのスコアで比較してみると、この差はかなり大きく見える。

Intel世代と比べると雲泥の差である。

ちなみに、M2 MacBook AirのGPUベンチマークスコアは、おおよそ28,000程度が平均・中央値に見えるので、これまたCPUのスコアと同じく M1とM2 の進化差分の方が大きそうだが、GPU性能の方が幾分か性能向上率は大きそう。

Metal becnchmark scores を見てみると、M3チップのGeekbench 6スコアが 46,698 とあり、AMD Radeon Pro 575X や AMD Radeon RX 480 に匹敵する。

NVIDIA GPUでみるとOpenCL benchmark score で比較でき、GeForce GTX 1060 より高性能で、NVIDIA GeForce GTX 1060 にはやや劣る程度。

M1チップがNVIDIA GeForce GTX 980 Ti や AMD Radeon RX 550 と同程度だったことを思い出すと、大きな進化を感じる。

M3 MacBook AirはM1 MackBook Airから買い替える人にとっては大きな進化を感じるだろう。

M2 MacBook Airからの進化はもしかしたら体感的に大きなものではないかもしれないので、M4を待つ等した方が良いかもしれない。

Intel CPUを積んだMacBookユーザであれば、買い替えてまず損はなさそう。

今回スペースグレーからスターライトに色を変えてみた。

思ったよりシルバー寄りな印象で、高級感のある感じでした。

女性に人気がありそうなカラーではあるが、男性が持っていても全然違和感はないし、むしろちょっとオシャレな気がする。