2022年になったけどM1 MacBook Airをメインマシンとして購入しました
はじめに
表題にある通り、MacBook Air 2020モデル、いわゆるM1 MacBook Airを購入しました。
それ以前は、Mac mini 2018とMacBook Pro 13インチ 2018の2台を使用していました。
この2台でも大きな不便はなかったのですが、今回色々な理由があってこれらを売却しM1 MacBook Airに買い換えたというお話です。
なぜ、MacBook Proではなかったのか、なぜ2台持ちから1台持ちにしたのか、つらつら書いていきます。
興味ある方がいるか分かりませんが、きっと同じ心境の人はどこかにいるはず…ということで記事を書いています。
まずは前提としてもともと使用していたマシンについて簡単に書きます。
Mac mini 2018
コロナ第1波のときはまだ大学院生で、研究室の活動がほとんど在宅での活動になったので、自宅据え置きメインマシンとして2020年4月に購入したMac mini。
スペックは以下の通り。
スペック | |
CPU | Intel Core i7-8700B @ 3.2 GHz (6 Cores / 12 Threads) |
メモリ | 32GB (8GBから自力換装) |
SSD | 256GB |
前述したようにメインマシンとして十分なスペックです。
値下がりした2020年のモデルとして購入し、換装メモリ合わせて約¥123,800でした。(学生価格)
MacBook Pro
私の初めてのMacで、2019年4月に購入して以来ずっとどこでも使えるメインマシンとして愛用していました。
スペックは以下の通り。
スペック | |
CPU | Intel Core i7-8559U @ 2.70 GHz (4 Cores, 8 Threads) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
初めてのローン購入で緊張した記憶がありますが、購入価格は¥280,044でした。(こちらも学生価格といえど今振り返るとなかなか高い…)
ユースケース
私のMac使用用途は以下の通り。
どれもあくまで趣味です。(ちなみに本業はソフトウェアエンジニア)
- コーディング
- IntelliJ, PyCharm, PhpStorm, Android Studio, Xcodeなど
- 画像編集
- Imaging Edge
(α6400で撮ったやつを軽く編集する程度)
- Imaging Edge
- 動画編集
- Final Cut Pro
(これもα6400で撮ったものを編集。ほとんどフルHD、たまに4K。長さは10分未満の動画を編集)
- Final Cut Pro
- その他
- ネットサーフィン、YouTube、ブログ …
買い換えた理由
その1 : 2台ある必要がなくなった
Mac mini購入当初から1年ほどは、自宅で作業するときに頻繁に使っていたのですが、就職してからは使う機会がグッと減りました。
理由は明確で、お昼時に使用するPCが私用Macから社用Windowsに代わったからです。
夜はリビングでソファに座りながら膝上MacBook、という形が好きなので段々Mac miniを使用しなくなったのです。
その2 : MacBook Proが不調
私が使っていたMacBook Proは2018年モデルで、あのバタフライキーボードを搭載したモデルです。
バタフライキーボードは MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム – Apple Support というページがあるように、不具合がかなり出やすいのです。
実際、私のMacBook Proも「V」キーや「Return」キーが2回連続押下されてしまう現象が稀にありました。
上記ページにもあるように、発売から4年が無償修理対象になるので修理に出せるのですが、結局またバタフライキーボードなので根本的な解決にはならないな、と思っていました。
これも買い換えの理由です。
その3 : M1 MacBook Airが魅力的
M1チップが登場してから、ずっと気になっていました。
なんと言ってもコスパが良すぎます。
スペックは使用していたMacBook Proよりも上なのに、11万円から購入可能なのです。
Thunderbolt 3ポートが片側に2つしかないというのは欠点ですが、よくよく考えれば「自分そこまでポート埋めて作業することないな」と思いこれは良しとしました。
今は、USB PDというディスプレイ出力しつつ給電できる規格もありますし、ドッキングステーションを使えばコンパクトにまとめることができますしね。
余談: そのほかのMacBookは?
私が買い換えた2022年1月現在、M1 ProとM1 Maxを搭載したMacBook Proも選択肢としてありますが、そこまでスペックを求めていないことと、高価なのでやめました。
あと、個人的にはMacBook Pro 14″ と 16″ のデザインはあまり好きじゃない。
慣れもあるだろうけれど、あの角張ったデザインより、流線形の旧デザインの方が圧倒的に好きです。(ベゼル幅が小さいのは良いけど…)
あと、仕方ないけれど14″ / 16″は重いというのもマイナス点でした。
そしてなにより2022年になっても、無印のM1はまだまだ強い印象です。
ちなみにM1を搭載したMacBook Pro 13″ もありますがTouch Barは要らないので選択肢からは除外しています。
Thunderbolt 3ポート数もなぜか変わらないし。(せめて4ポートあったら良いのにね)
その4 : 2台の売却値でM1 MacBook Airの購入金額をチャラにできる
どちらも2018年モデルといえど、まだまだメインマシンとして使えるレベルのもの。
これら2台売却してその資金でM1 MacBook Airを購入できると考えました。
どちらのマシンも私の感覚としては「元はほとんど取れた」と思っているのでこれが実現したらかなり嬉しいなと思っていました。
結果
最終的にどんな収支で、MacBook Airのスペックをどうしたかというと、こんな感じ。
収支
マシン | 収支 |
Mac mini 2018 (換装メモリとmini用ハブ含む) | + ¥ 76,515 |
MacBook Pro 13″ 2018 | + ¥ 73,000 |
MacBook Air M1 | – ¥ 142,780 |
計 | + ¥ 6,735 |
悪く無い買い換えではないでしょうか?
人によってはもっと売却値を上げることができるかもしれませんが、プラスで終わったので私個人的には十分です。
ちなみに売却はメルカリを用いました。
上記価格は手数料、送料差し引いたものです。
購入したMacBook Air
スペック | |
SoC | 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ |
メモリ | 8GBユニファイドメモリ |
SSD | 512GB |
キーボード | US配列 |
メモリは16GB必要ないと思ったので8GBに、SSDは1TBでも良かったのですが、そこまで使用する予定も当分なさそうだったので512GBにしました。
GPUのコア数については¥5,000の差なので上位のものにした、というだけです。
USキーボードは好み。
MacBook Pro 13″のころからUSキーボードで、プログラマをやっているとUSキーボードの方が使い勝手が良い、という話はよくありますよね。
それです。
終わりに
M1 MacBook Air快適です。
ファーストインプレッションを羅列してこの記事を締めます。
- Magic Keyboad良い
- バタフライキーボードも嫌いじゃなかったけど、こっちの方が静かだし打鍵感ある
- Escキーが独立してるのってやっぱり良いよね
- 軽いっちゃ軽い
- 13インチと体感そこまで変わらないかも
- スリープからの復帰が爆速
- M1強い
- バッテリー減らない
- あれこんだけ使っててもまだ80%以上あるの?
この買い換えをきっかけに、モニターもDellの27インチ4Kモニターに買い換えたので、それも踏まえて作業環境の記事をいずれ書こうと思います。
USB PDなので充電しながら出力できてとても良い感じです。